2016.03.15
菩提寺 開運大黒祭
春の訪れを告げるこの時期恒例のお祭りが、菩提寺である妙見山長応寺にて開催されました。
吹く風はまだまだ肌寒いものの、日差しにはどこか春の気配を感じてきました。
檀家の少ない小さなお寺ではありますが、みんなでできることをしていこうと協力し、力を合わせお寺を護寺していくと決めています。そんな檀家の皆様とともに経典を読み上げ太鼓をたたきながら、祀られる先祖先人を前に心身を統一できた気がします。
今後、益々お寺を取り巻く事情や環境は厳しくなり、護寺していくこともたやすくはないことが予想されます。派手なことではなく、目の前のできることに集中し、次へとつないでいくことが肝要なのだと言い聞かせています。
各々のルーツ、つながりを守り祀っていくこと。自分の今ある位置を改めて認識できる場、それがこうしたお寺なのだと感じています。
カテゴリー: 兵助日記