兵助おすすめ蔵

兵助おすすめ蔵

黒龍

福井県 黒龍酒造

創業1804年(文化元年)。

初代蔵元石田屋仁左衛門以来、手造りの日本酒を追及して来た黒龍。その歴史は「良い酒を造れ」という簡素な理念を守り続けている歴史そのもの。七代目蔵元が醸造酒としてのワインに深い興味を抱き、フランス、ドイツを歴訪。ワインの銘醸地を視察し「熟成」の業への長い試行錯誤と研究の上、新潟の淡麗酒でもなく灘の芳醇酒でもない、綺麗でありながら繊細な旨みをあわせもつ黒龍の目指すひとつの確固たるスタンダードが完成。

日本全国で高い評価を得、日本酒をまさに牽引する銘酒「黒龍」がここにある。これからもひとときも目を離せない。

黒龍

早瀬浦

福井県 三宅彦右衛門酒造

創業1718年(享保三年)。

酒蔵は福井県若狭湾の入り江に面し、日本海と三方五湖に囲まれています。海の幸の宝庫である若狭湾と三方五湖に囲まれた美しい漁港町”早瀬”で、地元に愛されるお酒を古くから醸し続けています。

三方五湖はそれぞれ水質が異なり、五色の変化から生まれる四季折々の美しさは万葉集にも謳われています。このような風土の中、蔵内に湧き出る水は、地の恵みとしてミネラルが豊富な発酵が非常に旺盛な仕込み水となり、重厚で果実味に富んだ特徴を生み出します。生産石数も限られている蔵ですが、年を追うごとにその評価が高まり、全国でもその銘柄に注目が集まっています。

地元を愛し愛され続ける、地元に根付いたいい意味で田舎の香りが漂う、福井を代表する男酒「早瀬浦」です。

早瀬浦

梵

福井県 加藤吉兵衛商店

創業1860年(万延元年)。

桜田門外の変でまさに日本の政治と経済が大変革を迎えた年に酒屋業を開始。蔵は、眼鏡生産全国一で知られる福井県鯖江市に位置します。大正から昭和にかけて北陸清酒鑑評会にて4年連続最優秀賞を受賞し、昭和天皇御大典の儀(ご即位)の際には、地方選酒の御用酒に選ばれる名誉を受けています。今なおその高い品質から宮内庁や外務省御用達の銘酒です。

蔵で生まれるお酒は全て純米酒で、平均精米歩合は驚異の37%、また最低でも1年、中には5年の氷温での熟成を経てから商品を出荷するという徹底したこだわりを貫き、透明感と濃縮感が増した素晴らしい熟成酒を完成させています。蔵での酒造りから商品の配送にいたるまで細心の配慮と創意工夫が施され、日本国内はもとより、数十か国を越える世界各国に届けられ、日本の酒文化を日々発信しています。今後もグローバルに展開し入手の困難が予想されますが、感動の酒造りを掲げる蔵からは目を離せません。

梵

花垣

福井県 南部酒造場

江戸時代「茶の木屋」の屋号で金物を商う大野藩御用商の大店でしたが、明治34年に社名を「南部酒造場」と改め酒造業を開始。創業100年を超える老舗の銘醸蔵です。

蔵がある福井県大野市は、奥越前の中心地として栄えてきた城下町で、碁盤目状(短冊型)の城下町が建設された美しい景観の街であることから「越前の小京都」として知られています。大野市は周囲を山々で囲まれた盆地で、一日の寒暖差が大きいことから米作りが盛んで、酒米で有名な五百万石は、ここ越前大野が特A地区と言われ、品質の良いお米が豊富に手に入る環境です。また、環境庁の日本名水百選に選ばれている「御清水」が使用され、酒造りにおいてまさに最適な環境の元で銘酒が醸されています。
そんな素晴らしい地元の風土を地酒として表現する意気から、当蔵では有機農産物加工酒類認証(有機JAS)を取得し、地元大野にしかと根を張って銘酒「花垣」を醸しています。

風土の良さがにじみ出る柔らかでお米の旨さがのったバランスの良い味わいは各種品評会でも高い評価を得て、今後も人気が高まることが予想されます。

花垣

わかさ

福井県 わかさ冨士酒造

創業は江戸時代末期の1862年(文久2年)。

現在の若狭町熊川にあった造り酒屋から、1965年(昭和40年)、現在地に移転しました。

リアス式海岸が美しい若狭小浜は、鯖の水あげでも知られ、古代より「御食国(みけつくに)」と呼ばれた地で都に食を献上していた歴史があります。またこの地は、江戸時代には60もの酒蔵があった名醸の里でもあります。それを裏付けるのは、この地が清冽な水の流れを数多くたたえる「名水のふるさと」としても知られているとおりです。

市内東部には、奈良東大寺二月堂に香水を送る”お水送り神事”の舞台、遠敷川が流れ、隣の若狭町上中天徳寺には全国名水百選のひとつ「瓜割の滝」が流れています。仕込水に使用される南川の伏流水、その南川の流れには青々とした藻が付着し、酒造りに最適の水質と太鼓判を押されるほど。
そんな食どころで地元に愛される地酒が銘酒「わかさ」。柔らかで口当たりのマイルドな酒質に人気が集まります。

わかさ

御代菊

奈良県 喜多酒造

創業1718年(享保三年)。
大和三山に囲まれた奈良橿原の地に創業しました。

初代蔵元喜多利兵衛は生来のこだわり者で、水と米を選りすぐり、自身が納得いくまで酒屋として旗揚げしなかったといいます。そんな創業者の意思を今に受け継ぎ、300年の伝統を守り「美味しいお酒」にこだわり続ける伝統蔵です。

喜多酒造の考える美味しいお酒とは、造り手の思いが飲む人の心に伝わるお酒で、創業の心を大切にし、清酒「みよきく」が伝統と喜びを伝える美酒として愛させることを根底に置いています。
伝統を重んじつつも、新たな商品開発や革新を取り入れ、日本酒の持つ可能性にも果敢に取り組む姿勢は、日に日に愛好家にも浸透し、実直さと先を見た先見性が今後も大いに期待が持てます。

御代菊